こんにちは、REMIです。
先日、NewsPicksアカデミアゼミ第2回が開催されました。
今回のテーマは、“取材”という切り口からコンテンツ創りを学んでいきます。
今までに何十人も何百人にも取材されてきた佐々木CCOは、
一瞬で「できるインタビュアー」と「できないインタビュアー」を見極めることができるそうです。
そんな佐々木CCOからインタビューについてのポイントを伝授して頂きました。
インタビューにおける3つの段階
①準備(事前情報を仕入れる)
「どのテーマで話を聞くか」という戦略を考え、準備しておくのは最も大切。
- 戦略に応じてリサーチを行う。リサーチは量よりも質。
- 質問項目を考えて、その優先順位を考えていく。
- 相手は何を話したいか、話したくないかを想像する。
②インタビュー(情報を引き出す)
- 多忙な人に対してはいきなり本題から入るのも良いが、アイスブレイクも無駄ではない。
- 最初の5分で相手の信頼を得る。話すに足る相手であると思わせる。
- 質問は事前準備に縛られてはいけない。いったん白紙にしてアドリブを大切にする。
- インタビューは長ければいいわけではない。限られた時間で聞くべきことを全て聞く。
③執筆(情報のアウトプット)
- どの表現形式がいいかを考える。一問一答か、語り下ろしか、他の文か。
- どんなタイトルで、どんな構成でまとめるといいかを考える。
- どれくらいの長さがいいか考える。面白くないところは容赦なく切る。
- 執筆した上で、論理性、リズムの良さを何度も推敲しながら磨き上げる。
佐々木CCOから、取材についての心得を学んだところで
その日は各界から注目されている貴重な4名の方々にお越しいただき、実際に取材をさせて頂きました。
産業医科大学医学部医学科卒業。専門は産業医療実務。ジョンソンエンドジョンソン株式会社統括産業医、医療法人社団同友会産業医室を得て現職。メンタルヘルス対策、インフルエンザ対策、放射線管理など企業における健康リスク低減に従事
ユナイテッドアローズでブランドマーケティングや経営戦略を担当、2018年より人事担当。2013年12月に「仕事の不安を一つひとつツブしていくやり方を出版。
大学卒業後、2002年にキャリアデザインセンターに入社。求人広告媒体の営業職を経て、入社3年目に当時唯一の女性マネージャーに最年少で就任。2007年4月にグーグルに転職。代理店渉外職を経て営業マネージャーに就任。女性活躍プロジェクト「Women Will Project」のパートナー担当を経て、同社退社後2016年5月、一般社団法人at Will Work(https://www.atwill.work/) を設立。
法律事務所ZeLo/株式会社LegalForce NPO法人Mielka代表理事 京都大学法科大学院卒
取材におけるポイント
- 具体例を聞く。
- ノートにメモをする。
(録音している事がほとんどだが、話を聞いていて印象に残った部分や自分考えはメモをするようにすると良い。また、相手にもその誠意が伝わる。)
- タイトルやリードになる部分を思い浮かべながら話を聞いたり、メモをとったりする。
- 間をできるだけつくらない。モデレーターへの応用に繋がる。
- 他のメンバーが聞いている時もしっかり聞く。(その内容も記事に繋がる)
感想
私は実際に「とんふぃさん」に取材させて頂きました。
事前にとんふぃさんについて色々と調べて質問も考えてきましたが、
実際に取材をすると言葉がでてこなかったり、
相手の話した内容から派生するように繋げていくことが難しかったです。
(法律、政治など今まで深く考えてこなかったテーマで話を聞くことで精一杯でしたが・・・大変勉強になりました。)
今回は「取材」というテーマで実践しましたが、
こういった「話を聞きだす」、「導き出す」、「伝える」、「相手の話を理解する」という場面は、
営業や、上司との会話・・・あらゆるビジネスの場面で重要だと思います。
そのような場面でも意識して、自分の生活の中でも取り入れていきたいと思います。